After an escape journey

旅行好きの医学生が徒然なるままに旅行記を公開します

東南アジア縦断旅行(2) Day2 アンコールワット観光

アンコールワットを観光

 ホテルはやたら豪華で,ウェルカムドリンクに果物までついていた。想像以上に豪華なホテルで嬉しい。とりあえず荷物を置いて,着替えて帽子をかぶって外へ。空港からホテルまでお世話になったトゥクトゥクに再度乗り込みアンコールツアーに出発。

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ウェルカムドリンクがついてきた

 まずはチケットを購入するところへ。37ドルはカンボジアの物価を考えればかなり高いけれど,保全の費用とかが含まれていると思えばそんなもんなんだろう。JCBが使えたのが割と嬉しい。気を取り直してアンコールワットへ。森の中の一本道をトゥクトゥクで走る。猿がいたり,ハンモックで休んでいる人がいたり,ほのぼのした感じがなんとも良い。池の手前で左折,池に沿って進んでいくとアンコールワットの入り口が見えてくる。お堀のような池を渡っていよいよアンコールワットとご対面。池に浮いているブロックの感覚がどこか懐かしい。門を抜けてもアンコールワットはずいぶん遠い。赤色の土が熱帯に来たことを思わせる。初めて赤土を見て少し昂る。ぼちぼち歩いてアンコールワットの内部へ。想像の何倍も大きい遺跡だった。中の回廊のようなところはテンプルランに出てきそうな感じ。壁画はエジプトとかとの違いがよくわからないけれど,こういった類の遺跡を見るのは初めてだから割と記憶に残っている。メキシコとかエジプトに行かなければ見ることができないと思っていたが,案外近くに存在していた。アンコールワット内部を一通り見てからは全景をもう一度見ることにする。

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 続いてアンコールトムという遺跡へ。アンコールトム自体はアンコールワットよりもだいぶ大きいらしいのだが,今回はその中の一つのベイヨンにお邪魔する。岩岩しい。遺跡感がある。ドライバーがnice templeと言っていたけど,まさにそう。写真を見ればわかるはず。外から見たときの荘厳さがアンコールワット以上かもしれない。

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旅の楽しみ

 そして最後の遺跡,タプロームへ。西門から東門へまっすぐ歩くように言われた。テンプルランの元ネタか,といえば伝わるか。赤土の道をひたすら歩く。地雷の被害者が演奏していて,カンボジアは行きたくないと小学生の頃に思ったのを思い出す。小学校の国語の教科書か何かで読んで,カンボジアは地雷だらけだと思い込んでいたから。そして中心らしきところに来る。岩壁が倒壊していて行く手を阻まれる。回り道をして東門に向けて歩いている途中,旅らしい出会いが。台湾の女性に,トゥクトゥクで一緒に帰れないかと声をかけられる。困ることはないのでI’m OKとだけ言ってドライバーと交渉してもらう。すごいなあ。僕の知る台湾人はみんな英語がお上手。トゥクトゥクでホテルまで。夜ご飯どこに行けばいいかと尋ねたら,一緒にどうと言われたので7時にまた待ち合わせることにする。

 7時に集合場所へ行ってみたけれどお目当てのお店は休みだったから,別のお店へ散歩。途中で停電もあった。東南アジア感満載。彼女はビーガンらしく,今日のディナーはベジタリアンのお店へ。Kor Koとビールで1,2時間,英語縛りで過ごす。日本語と中国語の違いとか,今まで行った国の話とか,なんでビーガンになったのかとか,そんなことを話した幸せな時間。一人旅のイベント発生条件がわからない。帰りは嫌だ嫌だと言うも,Pub Streetでクモとサソリを食べる流れに。エビの尻尾を食べているみたい。ゲテモノ感はないけれど,好んで食べたいものではない。そしてスーパーに寄って解散。彼女が日本に来るか,僕が台北に行くか。またの再会を願って今日は終わり。

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あっち系の街らしいけれど,女の人といると絡まれずに住む